2005-05-20から1日間の記事一覧

圭祐にあらず

尾崎雄二郎『漢字の年輪』(角川書店)に、「佳子の場合」という文章が収めてある。 「佳」は漢音カイ、呉音ケで、そのケが長く引張られたために、「佳子」が「ケイコ」と読まれてしまう可能性は否定できないのだが、尾崎氏はこれを呉音由来のものではなく、…