2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

化けもの

午後から大学。 浅羽通明『大学で何を学ぶか』(幻冬舎文庫)を部分再読。「漢学者だかの家に生まれて諸橋轍次の大漢和辞典全十三巻をほとんど暗記している化けもの」(p.92)が早稲田にいるとの噂を学生時代に聞いた、とあった。まあ「ほとんど暗記している…

YouTube に驚く

この間は、書こうと思って書くのを忘れていたが、ようつべ続篇。 色々あるのですね。浅沼稲次郎刺殺にはちょっと吃驚。またまた物騒だが、こんな動画も(同じ人がアップロードしたみたい)。それにしても、何故「パリは燃えているか」なのか? 六年ほど前の…

午後から大学。 某週刊誌に、クラシックファンにとっては衝撃的(?)な「醜聞」が載っていて、驚く*1。時々しか買わない雑誌だけれども買っておく。また、加藤幹郎『映画館と観客の文化史』(中公新書)を購う。 『海野十三敗戦日記』(中公文庫)再読。 某…

おもいで話

朝起きるが、まだ少し熱がある。 また暫く寝ようと思って床に入る。気がつくと午後だった(平熱に戻っていた)。 今日の予定は全てキャンセル。病み上がりのため体がだるく、パソコンに向ってもレポートを書く気分になれない。そこで、ようつべで遊ぶことに…

菊池寛、雷蔵

晴れ。体調悪し。 とてつもない疲労感におそわれる。肩が重い。 かといって眠気が全くなく、のんべんだらりと日を送るのもシャクなので、午まではとりあえず読書などして過し、午後に島耕二『末は博士か大臣か』(1963,大映)を観る。菊池寛の生涯を描いた、…

『貸間あり』

新本屋で、村松友視『雷蔵好み』(集英社文庫)、中西進『日本語の力』(集英社文庫)を買う。午後から大学。体調思わしくなく、早めに帰る。柳田國男『海南小記』(角川文庫)を読みかけるが、途中で眠くなる。 夜から地上波で『ハウル〜』がかかるというの…

ブックオフへ

午後から大学。 駅の売店にて、『ダカーポ』8月2日号を購う。320円。 Kさん、Yさんとブックオフへ行く。堀井令以知『語源をつきとめる』(講談社現代新書)105円、藤原審爾『秋津温泉』(集英社文庫)150円、佐藤紅緑『少年賛歌』(少年倶楽部文庫)105円…

私の濹東綺譚

安岡章太郎『私の濹東綺譚』(新潮文庫)を読む*1。著者が夜店の古本屋で、『おもかげ』を買う話が面白い(pp.68-77)。 帚葉神代種亮もちらと出て来る(p.157,159)。私が、「校正の神様」という帚葉の異称を知ったのは極く最近のこと。こちらも参照。 そう…

杉森久英

曇り。体調はまあまあ。 書物奉行さんの記事を拝読したり、大村彦次郎『文士のいる風景』(ちくま文庫)の「何を好きこのんで拙い小説など書くものか」(pp.295-97)を読んだり、最近、「杉森久英」の名を目にする機会が多いような気がする。 杉森の著作は、…

小説家の「読み」

曇り。 午後から研究会があったのだが、体調を崩していたので、前半部だけ聴いて帰る。 しばらく寐たら、なんとか頭痛はおさまった。が、喉の痛みは引かず。 佐藤正午『小説の読み書き』(岩波新書)を、寝転んだままぱらぱらと。「読者は読みながら小説を書…

文豪の怪談

書籍部で、吉井勇『東京・京都・大阪―よき日古き日―』(平凡社ライブラリー)。 オルテガ・イ・ガセット 神吉敬三訳『大衆の反逆』(角川文庫)を読みはじめる。 川端康成「片腕」再読。なんちゅう悪趣味だろうか。とてもついてゆけないのだが、めくるめく言…

Aで、都筑道夫『翔び去りしものの伝説』(徳間文庫)100円ほか。 西野嘉章編『歴史の文字―記載・活字・活版』(東京大学出版会)を読む。

名著が、中公文庫で。

晴れ。 田中英光『オリンポスの果実』(新潮文庫)を読む。 やっと、日野巌『植物怪異伝説新考(上)(下)』(中公文庫)を入手した。 「肌色」時代の中公文庫をなつかしむ方も多いようだが、少なくとも、中公文庫BIBLIOの一シリーズ「異の世界」は頑張って…

遠いProphecy

曇り。 高橋真梨子の「遠いProphecy」(高橋真梨子の曲では二番目に好き)を聴いていると、不意に逸見政孝を思い出したのだが、あ、そうか、これは「素敵にドキュメント」*1のエンディング・テーマ曲だったのか。 午後、ちょっとした仕事あり。 *1:番組内で…

曇り。午後散髪。 Oにて、本を数冊。伊藤松宇校訂『風俗文選』(岩波文庫)360円ほか。

「狐」が選んだ…

曇。 「穴があったら入りたい」衝動に駆られつづけた一日。 某先生から本を二冊いただく。また書籍部で、山村修『〈狐〉が選んだ入門書』(ちくま新書)を購う。あの狐氏が遂に正体を顕したということで(「山村修」名義のものとしては、『遅読のすすめ』し…

某先生から、本を一冊頂く。 大村彦次郎『文士のいる風景』(ちくま文庫)を読む。 又、日尾荊山『訓點復古』など読む。夜十一時半ころまで大学。

珍しく本を読まず。(論文のみ読んだ)

某先生から本を一冊頂く。 會津八一『渾齋随筆』(中公文庫)を読む。

論争をよむ

また雑誌を頂いてきた。 そのなかに、岩波書店の『文学 第三十八巻第七号』(1970.7)と『文学 第三十八巻第九号』(1970.9)もある。前者は、「チェーホフ」の特集号なのですっかり見落していたのだが、藤堂明保氏による白川静『漢字―生い立ちとその背景―』…

購書のあとは…

木村毅『丸善外史』(丸善)、岡茂雄『本屋風情』(平凡社)などを味読。

OMMへ

午前中から夕方までOMMの古書市。予算は約一万円。以下のものを購入。 ・吉澤義則『點本書目』(岩波書店)600円 ・土井忠生『明治大正 國語學書目解説』(岩波書店)400円 ・中島利一郎『ふんどし考 性言葉のみなもと』(雄山閣)1000円 これは『卑語考』と…