六月のある雨の日、Sで南方熊楠『南方閑話』(坂本書店1926)函1,500円を購った。本山桂川の編纂にかかる「閑話叢書」というシリーズの第一巻だが、実は曰くつきの書である。 どういう意味において「曰くつき」なのか、というと――、 長くなるが、岡茂雄『本…
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