気になる新刊

 きょうの「お供本」は、桑原武夫編訳『ISIKAWA TAKUBOKU ROMAZI NIKKI』(岩波文庫)。まだ、『変体少女文字の研究』は読み終えていないのですが。
 昨年の学会で、この『ローマ字日記』にかんする発表を興味ふかく拝聴したので、気になっていたのです。
 「週刊新刊案内」が更新されていることをおもい出し、さっそく新刊をチェック。
・石塚晴通教授退職記念会編『日本学・敦煌学・漢文訓読の新展開』(汲古書院
・桂五十郎『漢籍解題』(明治書院
これは、明治三十八年に刊行されたものの覆刻版。「辞典叢書」にも入っていましたっけ。
中原昌也『続・エーガ界に捧ぐ』(扶桑社)
佐相勉『溝口健二・全作品解説4』(近代文芸社)
『紙人形春の囁き』『狂恋の女師匠』など。
鹿島茂『モモレンジャー@秋葉原』(文藝春秋)
 『オール讀物』に連載されていたものだとか。
ほかにも気になる本がたくさんありましたが、とりあえず五冊だけメモ。