曇。いよいよ帰国（するだけ）の日。
午前四時半に起床し、ホテルを五時に出るバスに乗り込む。そのまま空港へ。
チェックインでは、「窓際の席にしてくれ」「四人を隣同士にしてくれ」などと注文をつけるが、そういう条件にあった空席が無いという。仕方がないので、後者を優先させて、両側に通路のある真中の席にしてもらう。手荷物検査では、靴まで脱がされて少々驚く。
午前八時十五分台北発の飛行機に乗る。出発時刻はやや遅れたが、順調に飛行。行きと同じく獅子文六の文庫本を読んでいたが、なぜか途中で意識が飛んだ。多分、寝かけていたのだろう。
家にたどりついたのは午後二時過ぎ。疲れた。けれども楽しかった。
