カタブツの社長

『続・社長洋行記』(1962,東宝

監督は、杉江敏男。正篇については、元日の条で書きました。
正篇には登場しない、三船敏郎が特別出演しています(尤敏の婚約者として登場)。私は正篇よりも、この続篇のほうをおもしろく観ました。フランキー堺(坂田)のうさん臭い芝居がおもしろい。森繁(本田)が、なぜかまだカタブツということになっていて、その本性が徐々に暴かれていく展開が見ものです。