2005-04-02から1日間の記事一覧

再話ふう掌篇の愉しみ

森銑三『新編 物いう小箱』(講談社文芸文庫) 2005.3.10第一刷。 『唐宋(代)伝奇集』とか『聊齋志異』とかいった類の「怪異譚」が好きです(そのほとんどは、岩波文庫の抄録版で読んでいます。国内のものでは、たとえば『耳嚢』)。いずれも「再話風」の…

美人爲黄土 況乃粉黛假 (美人も黄土と爲る、況や乃ち粉黛の假なるをや) 杜甫「玉華宮」(至徳二載=757)より。