- 作者: 董国強(南京大学歴史学科副教授)[編著],関智英[編訳/解説],金野純[編訳/解説],大澤肇[編訳/解説]
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2009/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これまでは、手軽な邦訳の文革関連書というと、
- 作者: 張承志,小島晋治,田所竹彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/04/20
- メディア: 新書
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- 作者: 陳凱歌,刈間文俊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/06/12
- メディア: 新書
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陳凱歌『私の紅衛兵時代』は、
- 作者: 呉智英
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1997/01
- メディア: 文庫
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張承志『紅衛兵の時代』のほうは、ごく最近になってから読んだ。著者は、「紅衛兵」という語の発案者とされる(p.40にその経緯が書かれている)。これもおもしろい。おもしろいのだが、いかんせん、元紅衛兵の立場から書かれた本なので、紅衛兵のもたらした「甚大な」被害について詰めが甘い点は否めない。それでも、妥協を許さず、反骨に徹して生きてきたことはよく伝わって来る。
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私が「文化大革命」をはじめて知ったのは、中学時代の世界史の授業であったか。その後、田壮壮『青い凧』を観たり、『週刊日録20世紀』(講談社)で「四人組」逮捕の記事を読んだりしたのだが、正直にいって、江青たちが一体何をしたのか、よく分っていなかった。