あらたしき年のはじめに

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
久しぶりで、東北のKKさんから賀状とどく。KKさんやOT君が「理転」したと聞き、がぜんやる気と勇気とがわいてくる。Sさんからも届く。転居先が分らなかったので、直接伺おうかと思っていたのだ。助かった。
ただ、(前のパソコンで)メールのやりとりをしていたKさんの住所が分らないのが気がかりだ。それから、昨年あたりから東京のH君とも連絡がとれない。一体どうしているのだろう。
SさんとKKさんに賀状をお返しするついでに、近所のスーパーに立寄る。いつにもまして客が多い。
『男の隠れ家』二月号を購う。ちょっと私には(書名も内容も)似つかわしくない感じの雑誌なので、ふだんは手に取ることさえしないのだが、「愉悦の読書空間 156人の384冊」という読み応えのある特集を組んでいた*1ので、買わずにはおれなかった。「“蔵書票”の世界」「しおりの愉しみ」「自慢の棚、拝見します。」「“帯” 果たしてそれは、何者なのか?」など。「たもかぶ 本の街」を写真で見たのは、実は初めてのことだ。

誰もが組織を離れた「無所属の時間」を努めて作るべきだと僕は思う。そのひとときが、人を人として蘇らせ、大きく育て上げてくれます。読書はそうした無所属の時間にうってつけの趣味の王様。本の周辺で生きるのは本当に幸せなことです。こんないい趣味、ほかにないよね。(城山三郎

帰宅後、論文のつづきを書きはじめる。不備がちらほらと見つかる。
「書林雜記」で、笹原宏之『日本の漢字』(岩波新書)が出ることを知る。

バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番

バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番

  • アーティスト: シェリング(ヘンリク),バッハ,コレギウム・ムジクム・ビンタートゥール,リバール(ペーター)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD
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年始にはじめて聴いたアルバムがこれ。このあいだ出た諏訪内晶子の演奏も聴いてみたいが、値が張るので手が出ない。ヒラリー・ハーンのもまだ聴いていないのだった。やれやれ。
他に、シューベルトピアノ三重奏曲第一番&第二番』も聴く。私はやっぱり、第一番のほうが好きだ。

*1:「晩鮭亭日常」で知った。