バーベキュー大会

晴。
花火大会の所為か、浴衣姿の女性の多いこと。
大学へ向う途次、祭の行列に行き当たり、しばし見物。小規模な祭なので、行列もさほど長くなく、子供たちが小さな小さな御輿を担ぎながら「よいしょーよいしょー」と掛け声をあげている。名古屋に居たころ参加していた子供祭と重ね合わせて懐かしんでいたのだけれど、不意に、黒澤明『夢』のワンシーンが脳裡をよぎった。
今日は、KさんやUさん(そして、多分KMさん)が企画してくれたバーベキュー大会が大学構内で開催された。前期の打上げ会である。私は何も手伝わず、ただ参加しただけなのだが、まあ色々な話題で盛り上がったので楽しかった。皆様、どうも有難うございます。
散会後、ごみ捨て場から戻って来たK君がいささか興奮ぎみのていで「本が沢山捨てられてますよ」と云うので、IさんやS君と行ってみることに。なるほど、雑誌や研究紀要が多いけれども、単行本も少なくとも数十冊はある。言語学関係のも幾つかあって驚いた。函入の『唐詩概説』(つまり岩波文庫版でないもの)が打ち棄てられていたのは悲しかった(だからK君に託した)。
私も何冊か拾った。後藤末雄 矢沢利彦校訂『中国思想のフランス西漸1』(平凡社東洋文庫*1今谷明『天文法華の乱―武装する町衆』(平凡社)、三木正之訳『ハイデッガー選集14 詩と言葉』(理想社)など。美本の仏和小辞典も拾った(勿体無いので、つい)。友人Mさんへのお土産も二冊。
終電で帰る。

*1:これはS君が見つけ出してくれた。