■YTより
↓弘田三枝子の驚異的歌唱力。紅組キャプテンは江利チエミ。
↓最後のほうで「夜叉」が流れる。
↓なぜかブルックナーのロマンティック(第一楽章)が鳴り響く。川又昂カメラマン*1や在りし日の野村芳太郎監督の姿を見ることができる。街頭インタビューはわかりやすいヤラセ。
↓まるでホラー映画の予告編みたいだ。例の「惨劇・32人殺し」のテーマ(チェンバロ編曲版)が流れている。
↓芥川也寸志の雄姿が見られる(冒頭が、ちょっとカラヤンのPVみたい)。ビクターレコードのA面に収録された「道行のテーマ」だが、この曲は映画では使用されていない(「竜の腭」を聴きものとしてアレンジしている)。私の所有しているカルチュア・パブリッシャーズ版CDの内容曲紹介では、「道化のテーマ」となっている(たぶん単純な誤植)。ポリスター版「芥川也寸志の世界」は、ちゃんと「道行のテーマ」になっている。
松竹版『八つ墓村』と、「ディスカバー・ジャパン」との関わりについては、ここにちょっと書いたが、1970(昭和45)年の「ディスカバー・ジャパン」CMもYTにあったので、ついでに挙げておこう。
*1:日経に連載されていた高橋治の「ひと模様映画模様」、書籍化してくれないかしら。