「いいか、いきさつは一切捨てて、正々堂々と戦うのも仁義のうちだ。立会人は降る雪だけだが、力のかぎり戦って、男の死に花を咲かせようじゃないか」(小洗音次郎)

安田公義『博徒一代 血祭り不動』(1969,大映)より。