古本たすき

かねたくさん(id:kanetaku)から、「古本たすき」をお受けしました。
私の古本歴はまだまだ短く(行動範囲もせまく)、「大収穫」も体験したことがないので大したことは書けないのですが、ご厚意に感謝してお答えします。

1.1か月に通う頻度は?

月曜日には「O」を必ず覗き、その他に一、二回は行くので、五、六回というところでしょうか。

2.最近買った古本は?

篠原勝之『人生はデーヤモンド』(角川文庫)300円。今日買いました。

3.100円均一等でうれしかったものは?

某バザーで入手した、小林信彦『世界の喜劇人』(新潮文庫)100円。帯まで附いていました。京都の古本市で手に入れた、大阪朝日新聞東亞部編『支那語早わかり』(朝日新聞社)100円。それから、舒文堂河島書店(下に書きました)で入手した、中華書局版(標点本)の『北史(全十冊)』と『宋書(全八冊)』。一冊100円。

4.好きな古本屋を3軒

・舒文堂河島書店(熊本)
漱石木下順二も通っていたという老舗です。岡崎武志さんの本や、『ミステリーファンのための古書店ガイド』*1で紹介されていたので、ご存じの方もいらっしゃるのではないかと思います。店主の熊本弁が素敵ですし、店内の雰囲気も好きです。外の均一棚も見逃せません。
・萬字屋書店(大阪本店)
なにしろ、私が初めて入った古本屋なので、特別な「思い入れ」があります。梅田まで出ると、必ずといってよいほどひやかします*2。店内のレトロな扇風機がトレード・マーク。専修のことで悩んでいた時分に、時枝誠記『國語學原論』(岩波書店)を購ったのがこの店。
・加藤京文堂(梅田店)
店頭のショー・ケースに並べられた稀覯本を見るだけでも楽しい。名立たる作家*3の初版本をたくさん置いている店で、豆本もここで初めて見ましたが、私が買うのはもっぱら文庫本です。特に、源氏鶏太井上靖の文庫本が多い*4。(坪内祐三さんが四、五冊持っておられるとかいう)名著、生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫)を購ったのもこの店。退屈男さんも、今日ブックオフで入手されたのだとか

5.たすきを渡す3名

また、ここで悩みました。つい三日前に、Musical Baton をお渡ししたばかりの方もいらっしゃるので申し訳ない、とも思いましたが、私自身がお訊きしたいということもあり、以下の三名の方にお願いしたく存じます。お忙しいところ済みません。もちろん、無視して下さっても全く構いません。もし引き受けて下さったとしても、差し支えのない程度でお願い致します。
id:kuzan)様
id:ginzburg)様
id:samsa01)様

*1:店頭写真もあり。

*2:嘘です。買っています。

*3:三島由紀夫澁澤龍彦種村季弘赤江瀑など。

*4:もちろん、顔ぶれは一定していないのですが。