レポート、研究概要報告書。書けるかしらん。
Gさんが、ある方から、白川静の著作の翻訳(日本語→中国語)を頼まれたそうだ。一般向けで、かつ内容はなるべく高度なものがよいという。それで、翻訳するならどの本がよいかと相談を受けたのだった。『漢字百話』『漢字の世界』『中国古代の民俗』『中国古代の文化』など、いろいろの書名が挙がったが、結局、アンソロジーということにして、『文字逍遥』『文字遊心』から厳選したものを載せ、あとは適当に『漢字百話』などから選んで収めることになった。
勿論、「あくまで個人的な好みですが」と付け足しておくのを忘れなかった。それから、「『孔子伝』や屈原関係の文章は入れないほうが無難でしょう」*1、と一応念を押しておいた。
この本、いずれは「××叢書」に入る筈だ。

*1:私は好きなのだが、読者の反応を考えると怖いのだ。