酒井氏の啓蒙書

晴れ。
科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか (中公新書 (1843))
午後から大学。夕刻帰る。
酒井邦嘉『科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか』(中公新書)を半分ほど読む。前著『言語の脳科学』が面白かったので読んでいるのだが、こういう啓蒙書もなかなか良い。研究者の心得や覚悟についても述べてあって、これらは文系研究者にも通ずるところがあるように感じた。
また偉人の言葉がいくつか引かれていて、チョムスキー寺田寅彦なんかも出て来る。
「科学は完成のない芸術である」(p.64)――か(これは著者の表現)。格好良いなぁ。
高階秀爾『本の遠近法』(新書館)を買った。