本を九冊

晴れ。
行ってみたい研究会があったのですが、午後二時からの所用のため行けませんでした。
朝、Oに寄り、本をたくさん購いました。新書と文庫。
金田一春彦『日本語』*1岩波新書)300円
倉石武四郎『中国語五十年』(岩波新書)380円
・諏訪春雄『日本の幽霊』(岩波新書)500円
築島裕歴史的仮名遣い』(中公新書)400円
廣澤榮『私の昭和映画史』(岩波新書)400円
正木ひろし『八海裁判』*2中公新書)400円
・今野圓輔『現代の迷信』(現代教養文庫)500円
山口瞳『月曜日の朝・金曜日の夜』(新潮文庫)350円
山川静夫日本ペンクラブ編『歌舞伎読本』(福武文庫)280円
用事を済ませたときには、すでに研究会の開始時刻をまわっていました。
会は諦め、演習の準備をするため研究室に止まることに。用例も論文も、なかなか見つからない。しかし親友が、演習の行き詰まりを解消するようなヒントを提示してくれたので、がぜんやる気が湧いてきました。

*1:旧版。つまり青版。「新版」(新赤版)は上下二分冊で、これは持っている。新版は旧版を膨らませただけだとおもっていましたが、某先生が、新版に載っていない話が旧版にある、と仰っていたので買ってみました。

*2:著者は、「首なし事件」で有名な弁護士(もと中学の教員、雑誌記者)。「首なし事件」の詳細は、『週刊日録20世紀スペシャル12―怪盗・怪事件ファイル―』(講談社)など参照のこと。また「八海事件」は、長尾三郎さんの『週刊誌血風録』(講談社文庫)でも少し触れられています。