スポーツ大会日和

これがB.D.バッジ

スポーツ大会。天候に恵まれ、無事に終了した。
例によって、チームに何ら益するところがなかった。クーベルタンではないけれど、「参加することに意義がある」と言い訳のひとつでもしてみたくなる。しかし楽しかった。
それにしても、皆さんは凄い。特に、エースも幹事も務めたK君には頭が下がる。
試合後、打ち上げ会。二次会にも途中まで参加したので、帰宅したのは十一時過ぎだった。家に帰ると、なんと少年探偵団の「B.D.バッジ」が届いていた。大切にしようと思う。
いま、原彬久『吉田茂―尊皇の政治家―』(岩波新書)を読んでいる。吉田茂が「尊皇」の政治家であったということは、すでに夏堀正元氏によって指摘されたことであるため*1、それが新奇な主張であるとは思えなかったが、まだ全部は読んでいないので、感想はあえて書かないでおく。ただ、夏堀氏よりも冷静に、吉田茂の首相としての功罪を見据えている、ということは言えそうだ。復刊された『岸信介』も、読んでみようと思った。
ところで余談であるが、吉田茂の養母士子が、かの佐藤一齋の孫娘であったということは知らなかった。吉田は耕余塾に入学しているのだが、その創始者・小笠原東陽が、佐藤一齋の指導のもとで詩文を学んでいたというのは、奇妙な巡りあわせである。

*1:半藤一利編著『「昭和」を振り回した6人の男たち』(小学館文庫)参照。