臨時収入アリ。
ずっと座って論文を書いていると、気が滅入ってくるしダチ(らち=埒)アカンので、外へ出た。散髪した。本を一冊購った。宮沢章夫『「資本論」も読む』(WAVE出版)。『チェーホフの戦争』とで迷ったが、『資本論〜』に決めた。私も、『資本論』にとりかかって、何べん挫折したか知れない(だいたい柄谷行人の『トランスクリティーク』も、カントを読むのが精一杯だったのだから)。なぜ、今さら『資本論』なのか。そのこと自体もよく分らない。とにかく、「青年期に挑戦してしかるべき本」といえば、誰が何と言おうと、『資本論』なのだった(宮沢章夫調)。
- 作者: 池田温
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
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三千円くらいだったら、買っていたのだが。
- 作者: 劉建雲
- 出版社/メーカー: 学術出版会
- 発売日: 2005/11/01
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