気になる新刊エトセトラ
今日は急な予定変更があったので、楽しみにしていた研究発表会にも行けず、かてて加えて、立寄るつもりだった新本屋にも寄れませんでした。
森銑三『新編 物いう小箱』(講談社文芸文庫)その他、気になる新刊がいくつかあったのに…。そういや、ちくま文庫や文春文庫も出ていたんだ。うーん、残念。
そのかわり、近所の新古書店に寄りました。
- 池田弥三郎『話のたね』(文春文庫,1979)
- 小林信彦『超人探偵』(新潮文庫,1984)
- 都筑道夫『ダウンタウンの通り雨』(角川文庫,1981)
- 村松友視『村松友視のプロレス塾』(徳間文庫,1983)
がぜんぶ百五円。とくに『話のたね』は、さがしていた本だったのでよかった!
(ささやかな収穫ですが、ちょっと嬉しかったので書いてみました)
さて週末恒例(でもないけれど)の、気になる新刊リスト。
- 大石強ほか編『現代形態論の潮流』(くろしお出版)
- 山口尭二『日本語学入門 しくみと成り立ち』(昭和堂)
- 小谷野敦『恋愛の昭和史』(文藝春秋)←『文學界』連載分などをまとめたものらしい。
- 矢島裕紀彦『文士が愛した町を歩く』(NHK生活人新書)
- 齋藤希史『漢文脈の近代 清末=明治の文学圏』(名古屋大学出版会)←おもしろそう。
- 瀬戸宏『中国話劇成立史研究』(東方書店)
- 石塚純一『金尾文淵堂をめぐる人びと』(新宿書房)←これもおもしろそう。
- 竹内薫『夜の物理学』(インデックス・コミュニケーションズ)←分りやすそう。
欲しい本は多いけれど、新刊で買えるのは三冊が関の山、ってところです。どれを択ぶかにもよりますが。
「人生は短く、本は多い」(山本夏彦)。