2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

たまにはフォトライフも使ってみる

所用あって出たついでに、『自遊人』3月号を買う。特集は「神田神保町」。「神田神保町 古書店全145軒 完全ポケットガイド」が附録としてついていたり、「文士の愛した神田神保町」という特集が組まれていたりするとなると、これは「買い」である。私のよう…

書くはずではなかったのに日記

大改造!! 劇的ビフォーアフターに、川口義一氏が登場するというので見る。溢れる本。 本棚十八本ぶん、約四千冊の蔵書。見覚えのある本も沢山出てきた。「書物蔵」とか「大丈夫日記」とかも、この番組について書いていた。 午後、ショックなできごとあり。最…

またまた「濡れ髪」

午後から大学へ。研究室で、新品同様の『國文學』を四冊も頂く。有難し。 今月の復刊本、小松茂美『かな―その成立と変遷―』(岩波新書)を読む(買ったのは昨日)。青版。『手紙の歴史』は持っていたが、『かな』は未入手だった。 Mさんと帰る。帰途、『谷…

文字の幸はふ国

笹原宏之『日本の漢字』(岩波新書)ISBN:4004309913。笹原宏之+横山詔一+エリク・ロング『現代日本の異体字〔漢字環境学序説〕』(三省堂)とか『漢字講座』シリーズ(明治書院)とかの内容と重なる記述もあったが、面白く読んだ。書きたいことは沢山ある…

The Man Without a Map

「大丈夫日記」で、よしだまさし『姿三四郎と富田常雄』(本の雑誌社)の予約が始まっていることを知る。面白そうだ……。いま「本やタウン」で予約すると、サイン本が入手できるそうな。 ある論文に触発されて、レポートを書きはじめる。その関係で、夏目漱石…

浮かれ三度笠

森銑三『史伝閑歩』(中公文庫)読む。まだ全部を読んではいないけれど、やっぱり面白い。特に、『想古録』――これは後に平凡社東洋文庫に入った。電子書籍の形態でも読むことが出来ます――をめぐる前半部のお話が面白い。東洋文庫を読むまえに、こちらを読ん…

古書市

午後の講義を受けた後、しばらく研究室にとどまって、阪神古書籍即売会に行くことにした。 阪神百貨店前で号外を配っている。「東証 売買全面停止」の大見出し。老いも若きも、我勝ちに取ろうとしてもみくちゃになっているのが可笑しかった。 病み上がりで、…

クライバーの名盤

阪神古書籍即売会に行こうと思っていたのだが、行けなかった。熱を出して、寝込んでしまったのだ。 昨日のアルバイトが体にこたえたのか、新古書店に寄ったのがいけなかったのか。ベートーヴェン:交響曲第5&7番アーティスト: クライバー(カルロス),ベートー…

棺の中の悦楽

所用あって出る。 某新古書店が五百円引きしてくれるというので、ついでに寄り、千数百円ぶんの本を購った。 伊藤清司『かぐや姫の誕生 古代説話の起源』(講談社現代新書)、板坂元『日本語の表情』(同前)、江村洋*1『ハプスブルク家の女たち』(同前)、…

四本目の「地帯」と豊田四郎

今日はよく寝た。本も読めた。 石井輝男『セクシー地帯(ライン)』(1961,新東宝)を観た。「地帯(ライン)シリーズ」、これでようやく四本目である。残すは『火線地帯』のみ。 吉田輝雄(吉岡博司)が猥雑な銀座の街なかを彷徨するシークェンスは、さな…

オカリナは朝吹くものなんです

なんとか、「形」にはなった。 製本時に色々の不具合が生じて、本の大きさがばらばらなのだが、仕方あるまい。 (恐らく)ひとりだけA4サイズというのがちょっと恥ずかしいが、これも仕方あるまい。 しかもいま読み返すと、こましゃくれた表現が多いのには苦…

さよなら、古畑任三郎

今日も朝から論文を書く。章立てを変え、一章増やしたこともあって、当初の予定よりも一万二千字ほど増えてしまった。 士気が昂揚して来ることもあれば、いいかげんウンザリすることもあり(文字面だけを追っていたりする)、その「バイオリズム」をむしろ愉…

箱根駅伝

父は毎年、箱根駅伝を見ている。 私も時折見ているのだが、今年はパソコンの画面と睨めくらをしながら過ごした。 突然、亜細亜大の岡田監督はどうもあの岡田らしいぞ、と父が言った。岡田監督のほうが年長(一年違い)なのだが、同じS中学校に通っていたのだ…

あらたしき年のはじめに

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。 久しぶりで、東北のKKさんから賀状とどく。KKさんやOT君が「理転」したと聞き、がぜんやる気と勇気とがわいてくる。Sさんからも届く。転居先が分らなかったので、直接伺おうかと思っ…